1万時間の法則の裏側
おはようございます。
ajarnchaiです♪
1万時間理論という言葉を耳にしたことがありますか?
『ひとつのことに1万時間費やしたら、
世間一般で言うプロになれる』
というものです。
その理論が実は裏側があると言われているそうです。
時々、スポーツや楽器で
『あの人はあまり練習していないのに、なぜあんなに上手いのだろう』
と思ったことはありませんか?
実はスキルを高めるのに、練習時間以外の要素が大きなウエイトを占めることがわかっています。
ここでポイントは対象とする『スキル』によって
そのウエイトは変化するということです。
例えば、ゲームやスポーツなどは比較的練習時間と比例して
スキルを身につけることができます。
(それでも練習時間が占める割合は26%ほど)
一方、専門知識や勉強などは
時間が占めるウエイトは約1%~6%だそうです。
つまり、どれだけ勉強したかより、
前提、視点、方法が重要なのだそうです。
浪人をしていた当時の私は
『今日は10時間勉強した』と言って
勉強した気になっていましたが、実は1%~6%のウエイトに力を注いでいたのです。
どのスキルを身につけるにしても
ワーキングメモリ(短期記憶)を鍛えると、
スキルを身につけるスピードが上がるそうです。
トレーニング方法として、
想起練習があげられます。
頭にあることを検索したり、思い出すときに
記憶が定着するそうです。
たとえば、語学の勉強なら、
勉強した項目を自分で小テストすることです。
口頭でまとめるのもいいですが、
ノートにかくことがおすすめされています。
ほかに意外だったのが、
問題の種類を混ぜて練習する交互練習が効果的だということです。
数学で2次関数と行列を勉強したとします。
普通は2次関数だけ、行列だけがまとまった問題を解きますが、
それだとあまり効果がないそうです。
問題の種類を混ぜて解いていくことで、
パターンに共通する特徴に気づきやすくなるそうです。
勉強に関してはほかにも
大切な視点があるそうですが、
春から新しいことにチャレンジをする皆さん
1万時間理論の『1万時間』という数字ばかりでなく、
前提、視点、方法を見直すと
スキルが早く身につくかもしれませんね!