アイデンティティ
先日の全豪オープンで優勝した大坂選手、
本当におめでとうございます!!
決勝は食い入るように試合を見ておりました。
手に汗握るナイスゲームでした^^
テニスの試合内容とは関係なく、
「日本語でコメントを」が一躍話題になりました。
記者が日本語でないと理解できないこともあるかもしれませんが、
選手自身が気持ちをまっすぐ伝えられる言葉なら、
何語でもいいのではないのでしょうか。
後でいくらでも翻訳できますし、
英語がわかる記者が質問すれば問題ないことですし。
学生のとき、住んでいた愛知県での
取り出し支援ボランティアで、
小学校のある授業を思い出しました。
外国にルーツを持つ子どもの一人は
日本語も母国語もどちらも中途半端な状態でした。
国語の授業を受けていて、
先生のことばは理解できるけど、
自分の言葉が見つからず、黙ってしまうという
光景を目の当たりにしたことがあります。
言葉がでてきそうで出てこない、
なんとも悔しそうなあの子の顔が今でも
焼きついています。
聞き手を尊重すると、もちろん使う言語は重要ですが、
自分の気持ちを言えるというのは
何語であってもその人が自身を尊厳を保つために必要なことではないでしょうか。
さまざまがアイデンティティが認められる
そんな素敵な国、ニッポンになってほしいです!