ハートドリブンな居場所
ハートドリブンの世界
たまたまYoutubeのライブで拝見した出演者が
アカツキの経営者 塩田元規さん
元々工学部だった筆者が企業、経営をする中で気づいたメンタル面を共有している本でした。
今までの経営物語が描かれているんですが、
結論から言うと、感情剥き出し❗️
自分の感情を丁寧に扱うことの重要性を気づかされました。
2点ほど、シェアします。
1 感情的価値
ご存知の通り、今は物質的には何も不自由なく過ごせる人が増えてきました。
機能的価値よりも、体験、感動つまり
感情価値が高くなってきたと言われています。
そういった世の中では
DoingよりBeing
将来どうありたいかという考えが重要になってきたそうです。
どうありたいかというのは
周りの状況やその時の心の状態が重要であるそうです。
今、コロナウィルスなど
外的要因が大きく変化する中で、いろいろな情報、それに対する様々な感情が
渦巻いています。
筆者は外的要因、つまり外からの反応ではなく、
自分の内側、感情の動きを見直すことがこれからの人生を幸せに
生きていく上で必要だ言っています。
僕自身も
自宅待機が決まってからは、
政府の対応にモヤモヤを抱えていたり、
退屈な日々にうんざりしていたりしましたが、
それは外的要因に対する反応に過ぎなかったことに気づかされました。
なので、最近は余白の時間
ボーッと景色の動画をみたり、
絵を描いてみたり、
ヨガや瞑想をやってみたり、
本を読んで一喜一憂したり、今までやっていなかったことをするようにしています。
その時に浮かんだ嫌な感情にも
向き合うようにしています。
メンタル面ではビフォーコロナの僕とは少しOSがアップデートされた気がします。
2 チェックイン
アカツキにはミーティング前に、「チェックインをする」習慣があると言います。
これは、ミーティング前に社員がそれぞれどんな感情であるか、前提を伝えた上で、
お互いの気持ちを分かち合い、お互いを認めた上で話し合いを始めるという目的があると言っています。
例えば
「先ほど取引先から長文のクレームのメールが来たのでちょっと胃が痛いです。」
「今日は息子の誕生日なので、早くケーキを買って帰ってあげたいです。」
「昨日遅くまで飲んでいたので、今日は少し眠いです。」
確かに、先にこう言った感情面をオープンにしてもらえると
話し合いで使う言い回しもより相手の気持ちを理解した上できると思いました。
これは普段の生活にも応用できると考えていて、
今、自分はどういう状態であるか、自分に対してまずオープンになった方が
スムーズに行動できます。
僕たちはどうしても
先のことを意識し、思考を巡らせています。
・来週からどうしよう?
・もしコロナがなかったら、こんなことができたのに。
・このままコロナが続いたらどうしよう?
という具合に考えてしまいます。
ただ、これは今の自分の状態に意識が向いておらず、
ついついこのような思考モデルに囚われてしまいます。
面白いものには声を出して笑い、
辛い時には泣き、
ワクワクを忘れない、
そういった青臭い気持ちがこれからの時代は大切ではないでしょうか。
僕は以前から価値観が違った人同士と繋がったり、
そういう人たちが出会い、仲良くなっていく様子が好きです。
平和主義なんでしょうね笑
というのも、
初就職がタイだったんですが、
そこで僕を一人の日本人、人間として
受け入れてくださったことに心が動いたからです。
そんな優しい人たちからもらった優しさを
僕も他の人に広めて、優しさを伝染させたい、
そしたら自ずと素敵な世界になると思っています。
日本に帰ってからは語学交流コミュニティを運営していて、
いろいろなバックグラウンドを持つ方が参加されています。
こんな時代だからこそ、
国籍、性別、年齢関係なく、リラックスして話せる。
会社でも家庭でもないサードプレイスを提供する。
それぞれの参加者に居場所を見つけてもらう。
そんなハートドリブンな居場所になればいいなと思っています。
詳細はこちらから↓
https://www.meetup.com/ja-JP/Kyoto-Multilingual-Group-Across-the-Border/events/269622816/