迷ったら圧倒的にGiveしよう
先日、 修学旅行旅行生らが傘も持たずにビショビショになってお土産屋さ んを探しているのを見かけました。
いても立ってもいられなくなり、
声をかけました。
「どうしたん?
傘も持ってないけど大丈夫?」
「(紙の地図で)指差しながら、 ここのお土産屋さんに行きたいんです。」
「ここまっすぐ行って左やで。
5 分くらいやからもうちょいやで。」
「あ、ありがとうございます。」
「傘ないけど大丈夫?」
「あ、大丈夫です。ありがとうございました。」
あのときの自分にこう言いたい。
「バカヤロー!自分の傘やれよ〜」
たぶん修学旅行生は限られた予算の中で行動しているはずです。
学校のルールなのか、
スマホも使用禁止!?
なぜそのくらいの想像が瞬時にできなかったのか。
お金はない。
スマホもない。
自分に置き換えたときにまぁまぁ修羅場だなと。
だいたい今の時代、 スマホなかったらほぼ何もできないですからね。
一瞬、頭に今持ってる傘をあげたほうがいいかな?
って思ったけど、
いやいや、会社のやし。
このあと忙しいし。なんて言い訳をしてた。
今になって後悔してます!
みなさんもそうかもしれませんが、
修学旅行ってなんだかんだ
特別な思い出じゃないですか。
それで見知らぬ地で見知らぬ人に親切にされたら
それだけで、いい思い出になるでしょう。
もしその場で「大丈夫ですよ」って断られても、 いいじゃないてすか?
もしかしたら、傘を持って行ってもらって、 濡れずにいろいろ観光できたことでしょう。
たぶんその後の行程も雨で行動が限られてしまったのではないでしょうか。
迷ったら全力でGiveしよう。
そう心に決めた出来事でした。
その時に意識することは
目の前の利益を考えない。
見返りを求めない。
自分が本気で助けたいと思ったときは
その本音に正直になったほうが後で後悔しないですね。
やった後悔より、やらない後悔。
私自身、タイ語が全然わからなくて、
メニューすら読めないときに
タイ人にたくさん助けてもらいました。
そのおかげで、必死にタイ語を勉強するようになり、
今は恩返ししたいと考えるに至りました。
こんな「馬鹿者」もいるわけです。
電車でお年寄りの方や、
足が不自由な方が立っていて、
だれもスマホを触っていて、気づかない。
あるいは気づいているけど、なかなか行動に移せない。
どこかで「人目を気にして、自分の気持ちにうそをついている」
そんな人が多い気がしました。
少子高齢化社会の日本で、
少しでもそういった親切な人が増えることを願います。
僕自身もそんな親切な人になりたいと思います。