LIFE×日本語教師

はじめまして。ajarnchaiです♪ 【Profile】 タイの大学で日本語教師3年→高校英語教師半年→日本で日本語教師(現在2年目) 関西を拠点に活動しています。 #マルチリンガル(タイ語、英語、中国語(少し)、フランス語(少し)) #テニス好き #旅行好き #読書好き #お寺巡り 【Activity】 ・毎日ブログ更新   ・毎日タイ語学習   ・毎週タイ語イベント主催 https://www.meetup.com/Osaka-Thai-Language-and-Culture-Meetup/  

理系脳から考える語学学習

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おはようございます!ajarnchaiです♪

先日『理系脳と文系脳』について書かせていただきました。

 

マルチリンガルになったわたしが

これから語学を始める方向けに

 

『理系脳から考える語学』

についてお話させていただきます。

まず語学は文系脳ではなく、理系脳的な視点で取り組んだほうが

 

語学習得が早いです。

 

理系脳で語学学習するとは以下三つのポイントがあります。

 

1)逆算的思考ー目標設定

2)内容の具体化

3)習慣化

 

 

1)逆算的思考ー目標設定

 語学学習は極めようとすれば、時間も労力もかかるものです。

 

その言語を勉強して、最終的にどういう状態になっていたいか、

ゴールを描いた上で始めることをおすすめします。

 

目標設定を具体的にしておくことで

目標達成までの過程を修正していくことができ、

 

段階的に上達することが可能です。

 

 

例えば、『中国語が話せるようになりたい』という目標設定をします。

よく耳にする目標設定ですが、不十分で

 

『どのレベルで中国語が話せるようになる』のか?

と目標を具体的に落としこんでいく必要があります。

 

仮によく中国へ出張に行く営業職の方が

国語学習の目標を立てるなら、

 

『取引先の中国人と商品について、世間話を交えて話す』

など具体的な場面をより限定していくとわかりやすいです。

 

使う場面と使う語彙が明確になれば、

まずはそこから覚えていけばいいですね。

 

2)内容の具体化

 1)の後半部分と重複する点がありますが、

 

その言語を使って、どんなことが話せるようになりたいかわからない人が多かったです。

 

タイ語レッスンをしていて、こんな方は上達が早いと感じました。

「今日はタクシーのうんちゃんにぼったくりされないようになりたい」

「辛いものが食べられないので、レストランでなんと言ったらいいですか」

「居酒屋で注文するときなんと言うんですか」

 

以上に共通するのは

『自分の母語で言いたいことが明確にある』

ということです。

 

語学のテキストを使って進めていくのもいいですが、

 

まず自分が言いたいことを日本語でもいいので、

全部書き出してみると、

 

自分はどの場面でその言語を使用したいのか、

どの文法を勉強する必要があるのか、

明確になります。

 

日本語で言いたいことを

把握してから、言語を学ぶことをおすすめします♪

 

3)習慣化

 1)2)ですべきことが明確になったら、あとは実行あるのみです。

ポイントは毎日休まず、無理なく続けるということです。

 

この『無理なく』というのがポイントで

1時間も2時間もやると負担に感じて、

続かないので、15分や20分でもいいでしょう。

 

毎日その目標言語を話している自分を当たり前にしていきます。

 

そのときに自分が使える語彙、文法だけだと力がつかないので、

一つだけ新出語彙や文型を入れて話すと

上達していることが目に見えます。

 

今日使った新しい語彙、文型を記録しておくだけで

それを見ながら、例文を言ったり、ストーリーテリングをしたり、

復習する素材にもなります。

 

また次回、具体的な学習方法をご紹介できたらと思います。

他の方法もアドバイスをいただければと思います!