LIFE×日本語教師

はじめまして。ajarnchaiです♪ 【Profile】 タイの大学で日本語教師3年→高校英語教師半年→日本で日本語教師(現在2年目) 関西を拠点に活動しています。 #マルチリンガル(タイ語、英語、中国語(少し)、フランス語(少し)) #テニス好き #旅行好き #読書好き #お寺巡り 【Activity】 ・毎日ブログ更新   ・毎日タイ語学習   ・毎週タイ語イベント主催 https://www.meetup.com/Osaka-Thai-Language-and-Culture-Meetup/  

あきらめてよかった。

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近くの川は一体どこまで続いているのか気になり、

タイマーだけを持って、川沿いをランニング。

 

今までにやったことがないことに

興味本位でやってみました。

ajarnchaiです。

 

結論から言うと、

「あきらめてよかった」です。

 

安西先生に怒られそうです(笑)

 

 

そろそろ登山シーズンですが、

エベレストでの死者数急増していることを

ご存じでしょうか。

 

今シーズン、すでに11人が山登りの途中で命を落としているといいます。

エベレストならこの数字は多くないと考えるかもしれませんが、

 

人工的に作られた登山ルート上です。

雪崩などの自然災害が原因ではないそうです。

 

・渋滞

実は登山にも渋滞があります。

8000メートルからは死のゾーンと呼ばれ、

あと一息のところで

登山者が最後の英気を養い、登頂を目指すからです。

 

しかし、実際には酸素濃度も極限まで薄く、

8000メートルまで登るので、やっとというケースも少なくないのです。

時間と共に体力も消耗する状況なので

渋滞につかまり、長時間過ごすのは危険だそうです。

 

 

・サミット・フィーバー

ある心理学者の分析によると、

ー登頂したいという登山者の心理ーが働いているそうです。

この心理が働くと、

急に「途中下山」、

つまり「あきらめる」という選択肢が

なくなるといいます。

 

登山者は目標を達成したいあまりに、

誤った判断を下してしまうそうです。

その結果、死のゾーンで渋滞を生み、命を落とすことになるそうです。

 

 

今日、私はこのサミットフィーバーになり、

向こうに見えていた橋まで走ろうと必死になっていました。

Image result for 川の堤防の橋

しかし、走行開始からすでに20分経過していて、

消耗していたこと、

日が差してきて、すでに喉が渇いてきたこと、

 

以上を踏まえ、すぐに引き返し来た道を戻ることにしました。

 

 

結果、最後まで走り切るほどの体力は残っていませんでした。

わたしも衰えたものです(笑)

 

走っているときは目標は近く見えましたが、

後からスマホで調べると結構距離がありました。

とても走り切れる距離ではありませんでした。

 

・計画の楽観性

例えば、今日一日これをやりたいと

TO DOリストを書くとします。

私もたくさん書きますが、

 

全部達成できるなんて考えないようにしています。

 

以前、メンタリストのDaigoさんの著書で

「人はタスク所要時間を楽観的に見積もる傾向がある」と述べていました。

 

目標達成に対しても同じで、

どのくらい時間がかかるのか、

どのくらい労力を要するのか、

 

現状を把握したうえで、目標立てできている人は少ないそうです。

(※その分野を熟知し、経験値があれば正確に測れるようになりますが)

 

思った通りに行かないとお考えの方、

 

一度「あきらめて」

出直すのも勇気ある決断ではないでしょうか。

 

最後まで生きて下山することが

次への希望をつなぎとめる唯一の方法なんですから。