外国人に共有したい 日本語学習アプリ3選
梅雨を感じさせる一日でしたね。
皆様、気温の変化が激しいので、お気を付けくださいね。
ajarnchaiです。
今回は筑波大学グローバルコミュニケーション教育センター日本語・日本事情遠隔教育
が「SuMo Japan」というアプリを開発したというニュースを聞き、
その他に日本語学習に便利なアプリを紹介したいと思います。
まず、SuMoというアプリですが、
日本に生活する外国人が生活面・言語面で
気軽に質問して、回答をもらえるというサービスです。
日本語のほうが返答率は高くなるそうですが、
留学生への心理的負担が軽減できます。
特にこの時期、マイナンバー通知の不在届が届いていて、
受け取り期間を過ぎているというケースに遭遇しました。
学生にとっては何が届いていたのか、
何か問題があったのかなど、不安になります。
「知っている」「気軽に質問できる」というのは安心ですね。
逆に、回答してあげれば、ポイントがたまるというシステムも面白いですね。
信用のスコア化のようなものですね。
ぜひ、日本に住んでいる海外の方に教えてあげたいアプリの一つです。
また質問して回答をもらうアプリといえば
HiNativeです。
こちらはどちらかといえば、
言語の細かい言い回しなど、
ネイティブならどのように使うかを質問することができます。
日本語だけではなく、他の言語でもあります。
私もときどき、タイ語の質問をします。
日本語の質問を見ていて感じるのですが、
中上級の質問は日本人でも実は違いがわかっていない
微妙なものも取り上げられています。
うまく説明できないものが多いので、
できるだけ多くの用例を見せて、
英語訳もつけると理解してもらえる場合が多いです。
ときどき日本語の質問を見ますが、
ただの親切心+自分の説明能力を向上させるために利用しています。
「最近、日本語がやばい」と冗談で言っている人がいますが、
日本語の微妙な違いに気づくいいトレーニングになります。
個人的には日本人が読んでいてもおもしろいです。
漢字をしっかり学びたい人には
Obenkyo
ひらがな、カタカナ、漢字の文字を「勉強する」アプリです。
ゲーム感覚で文字が学べます。
漢字はJLPTの能力別に並んでいて、
無理なく学習が進められます。
また同音で意味の違う漢字がリスト化され、
英語など多言語で意味も表示されています。
辞書を引くより、早いでしょう。
さらにいい点は筆順がアニメーションで表示されることです。
母語によっては日本語の漢字の
上から、左から書くという基本が難しい場合もあります。
実際、タイ文字は下にある〇から書き始めますし、
スリランカ語の文字も下からですね。
外国人の方の日本語学習の一助となれば幸いです。