タイ語のオノマトペ(動物の鳴き声)
今日は本当にじめじめしますね!
このじめじめって
日本語のオノマトペであり、
日本人の持っている感覚を表す言葉ですね。
動物の鳴き声に焦点を当てて紹介します。
まずは犬🐶
日本人なら犬は間違いなく「わんわん」ですよね?
でもよく聞くと、ワンとは言っていませんね(笑)
でもタイ語では「ホンホン โฮ่งๆ」
こっちのほうが近いかもと思っていました。
おそらく、日本の「わんわん」は
小型犬の高い声を想定していて、
タイの「ホンホン」は
中型から大型犬の低い声を想定していると思われます。
それにしても、タイの犬は本当に
犬らしくないと思います。
だいたいコンビニの前で寝そべっていて、
どんなに近くを通ろうとも、その場から動こうとしません。
おーい、挟まれてるよ~
邪魔だからどいてね(笑)
続いて、
タイの動物といえば象🐘でしょう!
日本の象は「パオーン」「パオパオ」と表現するでしょうか。
一方タイでは
「プレンプレン แปร๋นๆ」
なんだか穏やかな感じがします。
パオーンはどうやら叫び声ではないかという説があります。
日本人よりタイ人のほうが
昔から象と暮らしてきました。
その分、より象の本当の声を聞いていたかもしれません。
プレンプレンは象と象がコミュニケーションをする際にで使われていたように思います。
実はタイでは昔、象は戦争にも参加していました。
また荷物を運搬したり、
労働力として重要な動物で
タイ人とともに発展に貢献してきました。
実は象使いの免許というものがあります。
こんなツアーも出ています。
日本に帰ってきて、この免許を使うことはありませんが。。。
続いては蛙🐸
日本では「ケロケロ」でしょうか。
これはアマガエルのような
小さい蛙を想定したオノマトペですね。
かわいらしい見た目をしていて、
この時期、よく見かけられますが、
毒にお気を付けください。
アマガエルの体は最近から身を守るつるつるした粘膜でおおわれています。
実は手で触る分には大丈夫ですが、
傷口や触った手で目に触れると
最悪の場合、失明に至るそうです。
タイの蛙は
「オップオップ อ๊บๆ」と鳴きます。
市場で見られる食用ガエルのような
大きい蛙の鳴き声でしょう。
北タイでは蛙のから揚げ、
蛙のスープが食べられます。
鶏肉同様の食感でおいしいです。
関西でもチャレンジしてみたいという方、
ぜひこちらへどうぞ。
※閲覧注意
オノマトペを見ていくことで
その国の人の視点、とらえ方を垣間見ることができますね。