笑いとマジのサンドイッチ
今週もはじまっちゃいました月曜日、
皆さんいかがお過ごしでしたでしょうか。
ajarnchaiです。
先日、トヨタ社長が母校のバブソン大学卒業式でスピーチを行いました。
私も以前スピーチをさせていただいたこともあり、
大変興味深かったです。
見る前はドーナツってなんだろうと
内容ばかり気になっていましたが、
スピーカーとして重要なことが網羅されていました。
結論から言うと
笑いとマジのサンドイッチこそ
話し手の主張が通ることです。
笑いについて、先日こんなツィートをしました。
笑いをとる方法
— Yuichi @タイ語を学ぶ日本語教師 (@z13_yuichi) June 17, 2019
・自分をさらけ出す(ありのままに)
・いじり役といじられ役を機能させる
・学校の先生の名前を使う
・留学生あるあるを言う
・笑いを取ろうとしている姿勢を出す
・すべることを恐れない
教える内容も大事だけど、
一回笑うとその後集中力が持続しますね。
一般的なもののみ、取り上げ深堀していきます。
・自分をさらけ出す(ありのままに)
これは立場によっては少し恥ずかしいこともあるかと思います。
ただ、
内容を話しているだけでは、
聞き手は機械的に感じてしまいます。
より親近感を持って聞いてもらうためには、
こちらのガードを下げる必要があります。
休日したこと、ニュースを見て思ったこと、
趣味など、どんどん話します。
そこから聞き手から質問があったり、インタラクティブが生まれます。
その中で、聞き手にとってのキャラクターが形成され、
笑いを取りやすい環境が整っていきます。
・いじり役といじられ役を機能させる
目的は二つあります。
まず、聞き手同士のインタラクティブを促すことです。
こちらばかり話していては退屈です。
それよりも同じ話を聞いている聞き手がどう感じたか、
生の声が聞けたほうが、他の聞き手も安心します。
次に、笑いを生むことです。
聞き手同士の内輪ネタも出るでしょうが、
共通のネタで笑いが起きるということも少なくありません。
明石家さんまさんの司会を見ていて、
この点を上手に使っていると気が付きました。
・聞き手あるあるを話す。
たとえば、一人ぐらしをしている学生に話すとして。
一人暮らしを始めて気づいたことがありますか?
帰りの時間を気にしなくなったり、
夜更かしするようになったり、
洗濯ものが溜まって、着られる服がなくなったり、
はくパンツがなくなったり、
独り言が多くなったり。
聞き手と同じ立場、あるいは経験を共有することで、
聞き手との距離感が縮まります。
距離の取り方は難しいですが、
あるあるネタで共感をとっておくのも有効です。
・笑いを取ろうとする姿勢を見せる
あくまでも、聞き手を楽しませようとしている
ということを姿勢で示すことが重要です。
内容は面白くなくても、
楽しませようとしている。
それは聞き手には伝わります。
万が一笑いが起きなくても、
「ここ笑うところですよ」
「ここで笑わなかったらもうないですよ~」
「今、笑うところ、動画とってなかったの」
など、ユーモアを出すことで
笑いが起きることもあります。
以上、笑いを取るための方法をご紹介しましたが、
全ては話したい内容を
頭ではなく、心に刻むためです。
楽しかった思い出というのはいつまでも心に残るものです。
人前で話すって難しいですね。