花を持たせる質問
明日はいよいよ金曜日ですね!
楽しみな人が多いんじゃないでしょうかΛΛ
やりたいことがいっぱいありすぎて、
毎朝楽しみなajarnchaiです♪
パンクするぐらいでちょうどいいかもですが、
無理はほどほどに。
今日は「花を持たせる質問」について書きます。
結論からいうと、
「花を持たせる質問」とは
相手が気持ちよく話したくなるようにすることです。
スキルといえば、無味乾燥に聞こえますが、
円滑なコミュニケーション、人間関係、チームマネジメント
において重要なスキルです。
私は仕事柄、一日に100個単位で人に質問をしていることになりますが、
原点を見直す意味で、
「花を持たせる質問」の条件をあげていきます。
・相手への興味
・傾聴
・相手を相手の土俵に上げる
それぞれ深堀りします。
・相手への興味
まず、相手への興味がないと質問すら浮かびませんね。
これは質問をする前提となる部分です。
コミュニケーションをするとき、
本当に相手の言っていることや、
相手のことを理解しようと努めているか、問われています。
例えば、医師からの説明を受け、
「わかりましたか?」
「はい、わかりました。」
「じゃ、今私が説明したことを教えて下さい」と言われて、
説明できる人は極めて少ないそうです。
なんとなく聞いているつもり、
なんとなくわかっているつもりという場合が多いように思います。
そこで相手の言っていることをきっちり理解し、
言語化しようとすれば、
必ず疑問点が生じるはずです。
まずは相手を理解しようとする姿勢、
この姿勢があるか一度私自身チェックしてみます。
・傾聴
よくあるパターンですが、
質問に対してせっかく答えてもらっているのに、
口を挟むということです。
質問に答えるということは以下のプロセスを辿ります。
「質問の音声を認識→内容を認識→答えを思考
→答えを言語化→聞き手の反応を観察」
これだけで、なかなかハードな作業です。
答えてもらっている途中で、
こちらの意見を言ったり、
話の腰を折ってしまったり、
別の質問をしてしまったり、
聞き手として不誠実な姿勢をとるケースがあります。
丁寧に最後の一語一句まで聞く。
傾聴する。
意外と難しいものです。
特に、私のような関西人は沈黙は好みませんから笑
・相手を相手の土俵に上げる
相手が話したい内容を答えられるように質問を練ること。
いい質問者を分析していて、
答える側が話したかったであろう答えを想定して、
質問していることがわかりました。
上記三点を意識すると、
質問の質が変わるのではないでしょうか。
これを機会に、普段の授業内での質問、
普段で人にしている質問を見直します。
今日、カナダ人の方と話していて、
「日本語の先生になったきっかけは何ですか」
「なぜ外国に興味を持ったのですか」
「なぜいろいろな言語を話したいと思ったのですか」
「なぜ発信したいと考えたんですか」
など、
完全に自分が答えたい話をするように誘導されました。
質問をするタイミングといい、
テンポといい、
まちがいなく、アシスト王に輝いていたことでしょう。
やはり人とのコミュニケーションの中に、ヒントが転がっていますね。
参考動画