自分で決める
Happy Saturday♪
全く梅雨らしくない6月の午後ですね。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
たまたま見ていた動画で
より謙虚にならないといけないと感じました。
私は陸上競技の専門でもなんでもないので、
教え方という視点で見ていました。
結論から言うと、
教育者はファシリテーターたれ。
青学の原監督は
・コミュニケーションの重要性
・自主性の重要性
を説いていました。
それぞれ深堀りしています。
・コミュニケーションの重要性
選手同士、監督と選手とのコミュニケーションが活発に行われている印象でした。
そこには自己表現をすることや、
雰囲気をよくする目的がありました。
コミュニケーションの内容は
決して一方的かつアドバイス的なものではなく、
双方的、立体的な振り返り、フィードバックなどがなされていました。
私もそうですが、
つい黙り込んで作業に没頭してしまいます。
もちろん、集中時間は必要ですが、
細切れの時間など、
コミュニケーションできる時間はできるだけ
コミュニケーションしてきたいです。
ただ、業務についてのコミュニケーションは
仕事のコミュニケーションです。
それよりか、
自由度が高く、建設で明るい内容を心がけたいものです。
この細切れの時間に自分のお客さん、同僚、上司と
どういうコミュニケーションをしているか、見直してみるのもいいかもしれませんね。
・自主性の重要性
高校で半年仕事をしていましたが、
生徒が自分で考えて決める機会はほぼなかったです。
学校にもよるかと思いますが、
ほとんど教師、大人の決定事項内での範疇にとどまります。
ルールが厳しすぎるといえば、
それまでですが。
教育者は心のどこかで、
自分達のコントロールできない範疇に出た時のことを恐れているのかもしれません。
例えば、あるテーマについて子供達に意見を求めたとします。
そこで思ったことをそのまま言うことって、
子どもにとって、はばかられますよね。
大人が言ってはいけないような空気を作っているんです。
何のために?
ルールのために。
そのルールは何のために?
???
というものが多く、思考停止している例も見られます。
一度、ルールを取っ払って、
まずは自分達で決めさせることも必要だと思います。
(義務教育と高等教育機関では異なります。
ルールがきっちりあることで、一定の秩序が保たれるという
メリットもありますが。)
そこから派生した話ですが、
自分で決めることの力強さを感じます。
動画の最後、メンタルの部分はとても興味深いですね。
チーム名、スローガンを決めさせていましたが、
それらを決める過程で、
手助けをしたり、助け舟を出します。
ただ、最終的な決定権は子供たちにあるのです。
おそらく、ここで指導者が
全てを決めていたら、
子供達は目標設定の基準がわからないだろうし、
モチベーションを維持することも難しいでしょう。
教育者はファシリテーターである。
改めて気づきが多かった動画でした。